最新佐渡情報 12月25日(火),2001年更新 提供:ダイビングショップフリーウエー


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 2000年[9月][10月][11月][12月]

メリークリスマ〜ス。
こんばんわ。12月24日付の佐渡情報です

本日は、イブですね。別にだからといって何があるわけではないのですが・・・。
暮れも押し迫り、年賀状は書き終わりましたか?本年も皆様のご愛顧、誠に
ありがとうございました。来年も変わらぬご支援をお願い致します。
佐渡情報と共に簡単に今年を振り返ってみたいと思います。

今年は、一年を通して透明度が今一つでした。最も透明度のいい時期に
台風が多く重なり、海が時化てしまい残念な結果になってしまいました。
6月くらいまでは良かったんですけど・・・。昨年が良すぎたのでそのせいもあり、
余計に悪く感じてしまいました。

生物ですが、ん〜〜〜〜今年は死滅回遊魚が大不作!!そして、もういなくなってしまった!!
透明度と同じように昨年がよかった事もあり今年の不作がより際立ってしまう結果と
なってしまいました。来年に期待です。豊作・不作が大体交互に来る傾向が
ある様なので来年は、豊作の年かも??!!
代わりと言っては何ですが大型回遊魚が近年に無く好調の一年でした。
マダイ・ブリと言った所が早い時期から見られ(しかも群れ)スタッフも満足の
一年でした。
ウミウシが多く発見されています。6月は来年も期待して下さい。

では、佐渡情報です。
いよいよ海の中も冬本番です。
ミズダコもついに現れました。
来るものあれば去るものあり。死滅回遊魚がお亡くなりになられました。
北小浦は全滅でした。
赤岩のミノカサゴ、漁礁のネンブツダイは一切見られませんでした。
また来年の9月に待ってます。

では、細かいポイントの情報です。
潜水地   北小浦   赤岩・漁礁
潜水日   12月23日 2001年
天候     雪時々晴れ
風      ほぼ無風か西弱く
波高     1m
潮流     なし  うねりあり
水温     水面   12℃     水底   13℃
気温     4℃
透明度    → 5〜10m  ↓ 5〜10m
見られた生物
・コブダイ(♂、幼魚)漁礁にも大型の♂がいました。
・ミズダコ
・マトウダイ
・ウミエラ
・ウミケムシ
・故ハリセンボン(漁師が捨てていました)

海の様子
・前日までは、かなり海が荒れており、まだ少々うねりが残っていました。
 そのせいか透明度は今一つでした。浅い所ほど濁っていました。
・赤岩についにミズダコが現れました。大きさは60cm程とさほど大きくは
 ありませんが、注目です。
・死滅回遊魚とは、またしばらくお別れです。

こんにちわ。非常に間が空いてしまい申し訳ありません。
12月17日付の佐渡情報です。

すっかり冬型になり平地でも雪は積もり、潜る際はまずボートの雪掻きからです。
今年の2月にこれを体験した2名の方、また雪掻きしに行きましょう。

さて、もう海の中も冬にかなり移行しています。
冬〜春限定の生物がちらほら見られてきています。代表格の「ミズダコ」は今の所
まだ見られていませんが、もう例年では見られているので時間の問題ではないでしょうか?
もう一つの代表格「マトウダイ」はもう既に見られています。
北小浦「漁礁」で1個体発見しました。
相変わらずついつつきたくなる様な模様です。

徐々に魚たちの活性も低くなりつつあり、居なくなったり岩の影にひっそりと隠れていたりと
寂しいですが、「タツノオトシゴ」、「ミノカサゴ」といった所はまだ見られています。
では、ポイントの情報です。

潜水地  北小浦  赤岩  漁礁  長手
天候   曇り時々雪
風     北西  やや強く
波高   1〜1,5M
潮流    やや強くあり
水温   水面   13℃   水底    14℃
透明度   ↓ 17m  → 15m
見られた生物  
・コブダイ(♂、♀、稚魚)
・ミノカサゴ
・マトウダイ
・タツノオトシゴ(黒)
・ヒラメ(かなり大きい)
・ミヤコウミウシ
・スジベラ
・マツカサウオ

海の様子
・ついに冬の見もの「マトウダイ」が現れました。余り移動しない魚なのでしばらく見られるの
 はないでしょうか?
・「ミノカサゴ」はまだ元気です。小さいのに寒さに負けずがんばっています。おそらく年内で
 見納めになるはずです。
・「タツノオトシゴ」は黒を発見しました。白と黒をペアで撮影したいです。
・水の中は少々暗く感じるようになってきました。ウミサボテン、ウミエラが良く見られています。

こんにちは。間が空いてしまい申し訳ありません。
2週間ぶりの佐渡情報です。

佐渡の山の雪化粧が今年はもう始まってしまいました!!
気温も随分と低い日が続いています。
この2週間で水温もまた少し下がり、15〜16℃まで落ちました。
魚の活性は、まだ下がらず、元気に泳いでいます。
少ない死滅回遊魚はまだまだ元気そうです。

この死滅回遊魚ですが、やっと内海府地方にもやってきてくれました。
今回は、ミノカサゴに会うことができ、一安心です。
これからもコンスタントに見られれば良いです。

まだ、長手ではタツノオトシゴが見つかっています。全長10cm程と
やや大きめの固体で、色は黄色です。
赤岩で白は、合うことができませんでした。

では、細かいポイントの情報です。

潜水日  NOV、17、’01
潜水地  北小浦    赤岩・長手
天候    曇り
風     北西  やや強く
波高    1、5M
潮流    弱くあり
水温     水面   15〜16℃
        水中   16℃
透明度   → 15M
       ↓  15M
見られた生物
・コブダイ
・イナダ
・ミノカサゴ
・タツノオトシゴ
・ムラソイ
・ウミエラ

海の様子
・水温がついに15℃まで下がってしまいました。
 魚には、あまり関係ないようで普段と同じように泳いでいました。
・ついにここ赤岩にも「ミノカサゴ」が表れました。
 水中クリスマスまでいてくれることを祈ります。
・タツノオトシゴはまだいます。今回は黄色の1匹だけでしたが 
 白や茶色もいるはずです。次回はじっくり探してみます。

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おばんです。フリーウェイです。
秋も一層深まり、一昨日は佐渡で霙が降りました!!
びっくりです。

さて、この時期ダイビングから離れつつある人も居りますが、
今年最後の佐渡のBIGイベント「水中クリスマス」の季節がやって参りました。
本年の期日は、11月24日(土)北小浦、25日(日)片野尾の日程で
開催されます。
例年にもれず、豪華な食事と抽選会。もちろん海の中にはサンタさんが
水中をガイドしてくれます。

参加費は、両日共に¥1500+ダイビングフィーになります。
今年は寒ブリ食べれると良いですね。

ダイビング協会の方に人数を報告しなければいけませんので、お申し込みは
遅くても11月19日までにお願いします。

皆様のふるってのご参加スタッフ一同心よりお待ちしております。

ついでに最近のビーチの情報です。
姫津では、まだゴンズイががんばっています。
おそらく7月に見られた群れだと思いますが、随分成長しています。
大きさは、一個体4cmくらいです。もちろん玉になっています。
キンチャクダイの幼魚も見られました。
じんわりと青い模様が出てきています。いつまで見られるか楽しみです。
1番驚いたのは、アジの群れの大きさと一匹一匹の大きさに驚きました。
大体、こちらでアジというと一個体の大きさは10cmほどですが今回
見られたアジは、30cmくらいあり、また群れも非常にまとまっており、
きれいでした。おまけに透明度も良く、20mほどでした。

こんな感じでした。
FREEWAY 坂井

こんにちは。11月5日付の佐渡情報です。 

最近は、日が沈むのも随分早くなり、秋の深まりと冬の訪れを日々感じる季節になりました。
今年もシーズンが終わりに近づいて来ている気もしますが、まだまだシーズンは終わりません。

逆にこの時期こそ裏ベストシーズンと思っています。
最夏の透明度にはかないませんが、ここ最近は比較的透明度もよく、20M程と安定しています。
潮や天候しだいではそれ以上も十分期待できます。
海もすいている事が多いため、魚も寄ってきます。

魚影もまだまだ濃く、大型回遊魚が頻繁に見られています。
死滅回遊魚は今年は、不作と割り切って来年に期待しましょう。

では、細かいポイントの情報です。

潜水日  11月3日 2001年
潜水地  北小浦  赤岩・長手
天候   曇り〜雨
風    西→北  やや強く
波高   1,0M
潮流   ほとんどなし
水温   水面   19℃
     水底   18℃
透明度  ↓ 20〜25M
     → 15〜20M
見られた生物
・コブダイ            ・ミヤコウミウシ
・マダイ             ・マツカサウオ
・タツノオトシゴ(茶色×2、赤×1) 
・キジハタ
・クロソイ
・コケギンポ
・カレイ
・ネンブツダイ

海の様子
・水温も下がり始め、ついに20℃をきってしまいました。これからの時期は
 気温よりも水温の方が高い日も出てくるのではないでしょうか?
・コブダイは、最近ダイバーが少なくなってきてえさもあまりもらっていないのでしょうか?
 手をグーにして餌を持っている様なまねをするだけで寄ってきます。
・タツノオトシゴはまだいます。今回は赤岩で茶色2匹、長手で赤1匹でした。
 白が発見できず悔しかったです。次回こそは白に会いたいです。
 コンスタントに見られているのでうれしいです。

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こんばんは。10月28日付の佐渡情報です。 

秋も深まり、紅葉の季節も終わりを迎えようとしています。
また来年までのお楽しみということになりますが、海の中は
まだまだ秋真っ盛りです。

大型回遊魚が本日も絶好調で、マダイ(大型の群れ)、ブリ、イナダ等
が見られました。
死滅回遊魚も2ヶ月遅れで少しずつ見られています。

ウミウシは今日は非常に多くの種類、個体と会うことができました。
今日の2ダイブで12種類20個体ほど見ることができました。

今日のポイントが実に久しぶりに(5〜6年振り)潜ったということと
普段あまり潜る事が無いポイントのため、魚もウミウシも非常に多く
見ることができ、非常に充実した2ダイブでした。
では、細かいポイントの情報です。

潜水日  10月28日 2001年
潜水地  北えびす(ケモノへんに火)、大島沖回り・大島小島回り
天候   くもり→雨
気温   17℃
風    南東→南西
波高   0.5M
潮流   弱くあり
水温   水面  19℃
     水底  18℃
透明度  →  20M
     ↓  25M
見られた生物
・マダイ群れ         以下ウミウシ類
・ブリ              ・ミヤコ
・イナダ群れ           ・フジイロ 
・キンチャクダイ幼魚       ・オトメ
・ソラスズメダイ         ・アカボシ
・コブダイ            ・クリヤイロ
・ホウズキフシエラガイ      ・サガミイロ
・ニシキツバメガイ        ・スミゾメミノ
 
海の様子
・この時期にしては透明度もよく、エントリーして直に底まで見えました。
 晴れていれば、もっとよく見えたのではないでしょうか?
・大型のマダイやブリなども姿を見せ、ウミウシ類も種類、数ともに多く
 魚影は非常に多く楽しめました。全体的に見て群れが大きく、かたまっており
 画的にもすばらしい状態でした。
・地形もドロップオフがあり、ただ泳いでいるだけでも十分に楽しめました。

こんにちは。10月22日の佐渡情報です。
佐渡の山々も色付き始めいよいよ秋本番といった感じです。
今年は朝夕の冷え込みが厳しいらしく紅葉も綺麗らしいです。

佐渡の海は相変わらず今一つ彩りが足りません。
ですが、今日は一つHOTなニュースが入りました。
小木「地蔵」にて今年もミノカサゴが発見されました。
今年は一度「鷲崎」で発見されましたが、すぐにいなくなってしまいました。
ですが、「地蔵」では比較的コンスタントに見られています。
他の死滅回遊魚もじょじょに見られてきています。
今後に期待です。

今年生まれたであろう極小のウミウシも幾種類か見られています。
今日は「ツマグロモウミウシ」「ヒメクロモウミウシ」といった所が見られています。
今後、ますます増えるのではないでしょうか。

では細かいポイントのデータです。
潜水日  10月20日 2001年
潜水地  小木 幸福地蔵・いわしぐり 
天候   晴れ くもり
風    南
波高   1〜0.5m
潮流   なし
水温   水面  20℃
     水底  18℃
透明度  20〜25m

見られた生物
・ジョーフィッシュ    ・アカオビコテグリ
・ミノカサゴ       ・キハッソク
・キンチャクダイ幼魚   ・イナダ
・ツマグロモウミウシ   ・ヒメクロモウミウシ

海の様子
・透明度はとても良く、久しぶりに20m以上でした。
 ただエントリーの時には日が陰ってしまいそれが残念でした。 
・地蔵ポイントにミノカサゴがいたらしということで1本目はミノカサゴ
 狙いで潜りました。
・10cmちょっとのかわいい奴で、「やっと来てくれた」という感じです。
 何処かへ行ってしまわない様に願っています。
・いわしぐりでは、ソラスズメダイが順調に成長しており遠くからでも
 はっきりとその姿を確認することができます。
・ウミウシはツマグロモウミウシ、ヒメクロモウミウシなどが見られました。
 これからもウミウシ探しに力を入れていきます。

こんにちは。10/15付の佐渡情報です。

いよいよ秋本番という感じの今日この頃ですが、皆さんにとっては「食欲の秋」、「スポーツの秋」など色いいろあると思いますが、やはりダイバーとしては「ダイビングの秋」としてほしい所です。

さて、海の中はというと相変わらず死滅回遊魚が不調です。
ここ数年、好不調が交互にきているので昨年が大当たりだった分,今年は不調なのかもしれません。
内海府地方では殆ど見ることがありません。
変わりと言っては何ですが、今年は大型回遊魚が引き続き好調です。
ぶり(イナダ・ワラサも含む)、マダイ、カンパチなどが昨年の5割増し位で見られています。
特にマダイは大型の個体が多く、また、群れを形成していることも多く最近のヒットです。

タツノオトシゴ、ウミウシといったマクロな生物も引き続き好調です。
タツノオトシゴは北小浦では3個体以上が確認されています。
ウミウシは、「ゴシキミノウミウシ」、「ニセイガグリウミウシ」、「シロイバラウミウシ」
等が珍しい所で、一種類図鑑などでも判別できない個体が見られ、ただいま調査中です。
コヤナギウミウシに似ていますが、背中の突起が違うようです。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日  10月13日 2001年
潜水地  鷲崎  げんたぐり・高瀬
天候   快晴
風    西〜北西
波高   2.0〜2.5M
潮流   水面はかなり強くあり。
     水中は軽くあり。
水温   水面   20℃
     水底   19℃
透明度  10〜15M

見られた生物
・マダイ群れ(20〜30匹)    ・イシガキダイ
・ブリ4匹            ・ヒラメ
・イシダイ老成魚         ・ミヤコウミウシ

海の様子
・水面が川のように流れており、「これぞ鷲崎!!」というダイビングでした。
 やはり鷲崎に潜るのなら秋だなと改めて思った日でした。
・魚影は相変わらず濃く、マダイの群れやブリなどが迎えてくれました。
・2本目は海上時化のためニューポイント「高瀬」に入らせてもらい満足のいく
 一日でした。高瀬は水深も13Mほどと浅く、白い砂の上に根が有り、少し離れた所に
 大きな根が有り、その周辺で魚を探すポイントです。
 白い砂地が綺麗で気に入りました。

潜水日     10月14日2001年
潜水地     北小浦  赤岩 長手
天候      快晴
風       南〜西 弱く
波高      1M
潮流      水面のみ弱くあり
水温      水面    20℃
        水底    19℃
透明度     15〜20M

見られた生物
・コブダイ(♂、♀、幼魚)
・タツノオトシゴ(白、茶ピンク、黄色)
・オニオコゼ          
・マツカサウオ       ・イナダ
・ニジギンポ(抱卵中)    ・タコ(抱卵中)     
・シロイバラウミウシ    ・ゴシキミノウミウシ

海の様子
・透明度もすっかり回復したようでまぁまぁの透明度でした。
・今回はタツノオトシゴがいるらしいということで探してみました。
・今回は3個体のみの発見でしたがもう2個体ほどいるらしいです。
 次回も探してみます。
・ウミウシが多くなってきました。赤岩というとコブダイに目を奪われがち
 ですが、ウミウシも多いので探してみました。
・始めてみる個体も見つかっており、これからまた探してみたいです。 

こんばんは、10月8日付佐渡情報です。
最近は、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
いかがお過ごしでしょう。風邪をひかないように気をつけてください。
さてこの三連休は、天候にも恵まれ、待ちわびていた北小浦方面の
透明度も回復し佐渡はダイバーで大賑わいでした。


では、ポイントのデータです。
潜水日  10月7日
潜水地  北小浦 ・沈船 赤岩 長手
天候    晴れ  
風     北東 
波高    1m
潮流    なし
水温    水面 23℃
      水底 21℃
透明度   15〜20m
見られた生物 ・コブダイ ・イナダ ・メジナ ・クロダイ ・イシダイ ・オニオコゼ
       ・コケギンポ ・ヒメギンポ ・ニジギンポ ・イソギンポ ・ヒラメ
       ・タツノオトシゴ ・ヨウジウオ・ウミシダヤドリエビ
       ・ニセイガグリウミウシ ・ミヤコウミウシ ・スミゾメミノウミウシ

海の様子 ・一週間ぶりに北小浦に行きました。先週まではすごく濁っていて
      今回透明度が心配でしたが、完全に回復し15〜20mありました。
     ・沈船では、ウマズラハギがスズメダイのように群れておりあまりの
      多さに驚きました。
     ・赤岩は茶色、長手では赤いタツノオトシゴが見ることができました。
      海藻にしっかりと絡みついている姿がとてもかわいらしかったです。
     ・死滅回遊魚はネンブツダイしか見ることができませんでした。
      他のメンバーの登場をただただ祈るのみです。       

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こんばんは、9月30日付佐渡情報です。

最近は気温が下がり始め、水温の方が高い日が出始めました。
日が陰った時には、海から上がってからの方が寒いくらいです。
内海府方面(北小浦方面)は先週末から濁っており、今現在も回復の兆しが見られません。
原因は不明ですが、早期回復を願います。

死滅回遊魚ですが、いまだに不調です。海流のせいなのかどうなのか全く分かりませんが、
何とかしてほしいものです。ちまたでは、地球温暖化等と言われていますが、佐渡では
その影響は無いようです。

最近、夏ブリがいろいろなポイントで見られております。大きなものは70〜80cmほど
あります。群れに遭遇すると迫力満点です。
今年は、大型回遊魚が好調をキープしています。
マダイ、ブリ、カンパチといった所が見所です。

ウミウシはニセイガグリウミウシ、サガミイロウミウシ、ミヤコウミウシ、ニシキツバメガイなどが
見られています。

では、ポイントのデータです。
潜水日  9月29日 
潜水地  小木 ・小間 幸福地蔵 いわしぐり  
天候    晴れ
風     南
波高    0.5m
潮流    なし
気温    24℃
水温    水面 23℃
       水底 21℃
透明度   15m 
見られた生物 ・コブダイ ・イナダ ・クロダイ ・カマス ・ニジギンポ ・アジ
         ・ジョーフィッシュ ・アカオビコテグリ ・タカノハダイ ・ソラスズメダイ
         ・ウミシダヤドリエビ ・サラサエビ ・ジボガウミウシ
         ・コノハミドリガイ ・ニセイガグリウミウシ ・アオリイカ
   
海の様子 ・透明度はここ最近では、良い方で15mはありました。
        透明度はまだまだ絶好調です。
       ・小木では珍しくコブダイを見ることができました。
        まさか小木でコブダイに出会えるとは思っていなかったので
        ちょっぴり興奮しました。
       ・アジの群れはサイズが大きく一瞬イナダかと見間違える程でした。
        アジを追ってブリなどの大型の回遊漁に期待したのですが、ブリを
        確認することはできませんでした。 
       ・死滅回遊魚はソラスズメダイとキンチャクダイ幼魚が確認できませんでした。
        今年は死滅回遊魚の登場が遅すぎます。これから数は増えるのでしょうか?
        今後数が増えることに期待したいです。
       ・ジョーフィッシュ(ニラミアマダイ)がまだコンスタントに見ることが可能です。
        警戒心が強いので見る際は注意してください。

こんにちは。9月26日付佐渡情報です。
9月も残すところあと僅かです。
辺りの田んぼも稲刈りを終え、佐渡名産のおけさ柿も色付いてきました。
食欲の秋です、ダイビングのついでに佐渡の秋の味覚を満喫しては、
いかがでしょうか。


では、細かいポイントのデータです。

潜水日   9月25日
潜水地   姫津 ・アーチ 虎ヶ瀬
天候     晴れ 
風      北東
波高     1〜0.5m 
潮流     少々 
気温    23℃ 
水温    水面 23℃
       水底 21℃
透明度   15m
見られた生物 ・スズメダイ ・イナダ ・メジナ ・オニオコゼ ・クロダイ
          ・キンチャクダイ幼魚 ・ソラスズメダイ ・ウミシダヤドリエビ
          ・クリヤイロウミウシ ・コモンウミウシ ・クロシタナシウミウシ
          ・ニセイガグリウミウシ ・サクラミノウミウシ幼体 ・シラユキモドキ

海の様子 ・水面が多少流れていましたが水中ではそれほど気になる
        流れではありませんでした。
       ・ウミウシは、多くの種類を見ることができました。
        珍しいところでは、サクラミノウミウシの幼体が5・6個体確認できました。
       ・ソラスズメダイ、キンチャクダイ幼魚が見れましたが昨年に比べると
        死滅回遊漁の数が少ない様です。
        これから数が増えることを期待したいです。          

こんにちは 9月17日付の佐渡情報です。

9月も半ばを過ぎ、肌に感じる風もめっきり秋めいてきました。
佐渡の海の中も、陸での四季の変化を追いかけるように、
徐々に水温が下がり始めています。
朝晩は冷え込みますので、ダイビングにいらっしゃる方は、
長袖のご用意をお忘れなく。


では、細かいポイントのデータです。

潜水日  9月17日
潜水地  鷲崎 げんたぐり・ゆうぐり
天候    晴れ
風     ほぼなし
波高    1m
潮流    ほぼなし
気温    26℃
水温    水面  24℃
       水底  22℃
透明度   15m
見られた生物 ・Tガイド ・ヤビキッチャ ・マルコメ
         ・ミノカサゴ(5cm位)・オヤビッチャ
         ・キハッソク ・ブリ ・マダイ大群
         ・イナダ ・アジ ・スズメダイ
         ・アイゴ ・トカゲエソ ・ヒロウミウシ
         ・ゴマフビロウドウミウシ ・ユビウミウシ

海の様子 今日は、鷲崎だったのですが。
       流れも無く快適なダイビングができると思いきや
       うねりにやられてしまいました。
       ですが、ミノカサゴ、マダイの大群に見とれてしまい、うねり
       などは、全く気にならないほど楽しめました。
       他には海の中ではないのですが
       イルカの大群を船の上から見ることができました。
       お客さんはもちろん、私たちも大興奮でした。

こんばんは。9月9日付の佐渡情報です。

台風の影響が心配されていますが、今の所たいした影響も無く潜れています。
フェーン現象で気温が高く残暑が厳しい一日でした。

今年は死滅回遊魚が昨年に比べ圧倒的に少ないです。
その分、回遊魚が多い気がします。

水温が徐々に下がり始めてきています。
ポイント、潮流などによりますが低い所は21℃ほどまで下がっています。

もう少し、海に彩りがほしい所です。
唯一彩っているのがウミウシ類です。
季節来遊ウミウシというか南方系のウミウシも何種類か発見されています。
姫津・アーチ、小木・地蔵、大間などが狙い目です。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日  9月 9日 2001年
潜水地  平根崎  水中温泉
天候   快晴
風    東〜南東  やや強く
波高   1.0M
潮流   無し
気温   30℃
水温   水面   25℃
     水底   23℃
透明度  15M
見られた生物  ・イシダイ(老成魚)  ・イシガキダイ(幼魚)   ・ソラスズメダイ
        ・ジボガウミウシ   ・トウシマコケギンポ(オレンジ&黒)
        ・イナダ(群れ)    

海の様子
・若干うねりが入ってきていましたがそれも浅いところだけで10Mくらい
 潜ってしまうと感じられなくなりました。
・スズメダイが非常に綺麗な群れを形成しており水中を優雅に泳いでいました。
 それとは別に、必死に卵を守っている個体もおり、スズメダイだけでも2通り
 楽しめました。
・イシダイ(老成魚)が数個体見られました。立派な個体で口がすっかり黒くなっていました。
・温泉も数箇所吹き出ており、周りは少し暖かかったです。
・ソラスズメダイが2個体いました。佐渡の海ではやけに目立っています。
・ジボガウミウシは岩壁に3個体ほどいました。
・イナダがスズメダイを狙って突っ込んでいました。

潜水日  9月7日 2001年
潜水地  北小浦 赤岩 
天候   雨 くもり
風    南のち南西  
波高   1m
潮流   無し
気温   26℃
水温   水面 26℃
     水底 22℃
透明度 15m
見られた生物  ・コブダイ ・キジハタ ・イシダイ ・メバル
        ・スズメダイ ・アジ ・メジナ ・コケギンポ
        ・イナダ ・マダコ 
海の様子
・潜っている間中イナダが常にスズメダイを狙っており、目が離せない
 状態が続きました。
・コブダイも絶好調でかなり寄って来てくれました。
・ウミカラマツの中にメバルが隠れており、画的にとてもよかったです。
・マダコが非常に多く、抱卵している個体もいます。
・死滅回遊魚は今の所全く見られていません。早く来てほしいものです。

こんばんは。9月3日付の佐渡情報です。

日が暮れるのも早くなり、日一日と秋の訪れを感じるこのごろですが、
海の中も徐々に秋らしくなってきました。

ヒカリモノが今年は好調で多くのポイントでイナダが見られております。
ビーチでもボートでもかなりの確率で遭遇できそうです。

死滅回遊魚もやっと姿を見せ始め、佐渡の海が徐々に色づき始めました。
キンチャクダイの幼魚、ソラスズメダイ、イトフエフキの幼魚、オヤビッチャなどが
見られています。
今年は全島でやや遅めだという評判です。これからに期待したいものです。

話は変わりますが、今年は虫崎・弁天ビーチでアカエイの遭遇率が上がっています。
島内スタッフでも年に2〜3回しか見ることのできないアカエイが頻繁に見られています。
興味のある方はぜひ潜ってみてください。

では、こまかいポイントのデータです。

潜水日  9月2日
潜水地  小木 地蔵 いわしぐり 虫崎ナイト
天候    晴れ 
風     北東
波高    0.5m
潮流    なし
気温   27℃   
水温   水面 26℃
     水低 23℃
透明度  20m
見られた生物  ・ジョーフィッシュ(ニラミアマダイ) ・アカオビコテグリ
        ・マダコ     ・マダイ(大)   ・コケギンポ
        ・ウマヅラハギ ・アミメハギ      ・トウシマコケギンポ
        ・メジナ     ・アジ        ・スズメダイ
        ・チャガラ    ・オハグロベラ   ・キヌバリ
        ・キンチャクダイ幼魚         ・ソラスズメダイ
        ・フジイロウミウシ           ・クリヤイロウミウシ

ナイト     ・ミミイカ  ・ダイナンウミヘビ  ・ヒラメ  ・クロウシノシタ
        ・夜光虫  ・睡眠中のカワハギ  ・スズメダイ
        ・アオリイカ         

海の様子
・この日は、天候、透明度、海況に恵まれ、とても良い状態でのダイビングでした。
 浅瀬まで上がってくると太陽の光が射し、海の中はとても綺麗でした。
・死滅回遊魚もようやく見え始め、キンチャクダイ幼魚、ソラスズメダイが見れました。
 これらは、佐渡の海では、よりいっそう色が映えてとても鮮やかです。
・ウミウシは、フジイロウミウシ、めずらしいところでは、クリヤイロウミウシが見れました。
 小さくてとてもかわいかったです。
・ナイトでは、月明かりが明るくて海の生物たちに会える確率が
 低くなるのではと心配しましたが、エントリーする時には、月に雲がかかり
 とても幻想的でした。
・ミミイカも多く見られ、砂に潜る仕草はとても可愛らしいです。

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2000年[9月][10月][11月][12月]

こんばんは!!
8月27日付佐渡情報です。

少し間が空きましたが佐渡情報をおくります。
やっと嫌〜な台風が過ぎ去り、胸をなでおろしている所です。
台風は去ったものの最近では水温が少し下がってしまい。
深い所で少し身震いをしたりしています。
そろそろ死滅回遊魚の季節がやってきました。
ゴンズイ、ネンブツダイ、ソラスズメダイ、オヤビッチャetc・・・といった所です。
これから多くの種類がやってくることを切に期待します。
ひかりものも多く、体長30cm前後のかわいいイナダ、カンパチが多く見られています。

それでは佐渡情報です。

潜水日  8月25日
潜水地  ・見立  沈船  ・北小浦 赤岩
天候   晴れ 
風    西
波高   0.5m
潮流   なし
気温   30℃
水温   水面 27℃
     水底 25℃
透明度  20m
見れた生物  ・コブダイ        ・オニオコゼ
       ・マタコ         ・コケギンポ
       ・イソギンポ      ・ヒメギンポ
       ・イシダイ        ・キジハタ
       ・アカボシウミウシ   ・コノハミドリガイ
       ・ムカデミノウミウシ(幼体?)
海の様子
・この日は、透明度が良くアジの群れやスズメダイ、チャガラなど
 が群れていて、魚影はとても濃かったです。
・その他にはウミウシがアカボシウミウシ、コノハミドリガイ、
 スミゾメミノウミウシ、体長2mm程のムカデミノウミウシの幼体が見れました。
・アジの群れも多く、それを狙ってイナダやカンパチなども見られています。
 アジの群れに突っ込む姿は迫力満点です。

こんばんは、8月15日付佐渡情報です。

Uターンラッシュもピークをむかえ、そろそろお盆休みも終わりを告げる時期にきています。
夏の日差しはまだまだ強く今年は、残暑が厳しい様です。

そろそろ死滅回遊魚が見える時期がきています。
ヒカリものも増え始めいよいよ佐渡のベストシーズンが近づいてきました。

潜水日  8月14日
潜水地  北小浦  赤岩  長手
天候    晴れ
風    なし
波高   0m
潮流   少々
気温   31℃
水温   水面 27℃
     水底 25℃
透明度  20〜25m
海の様子
・ここ最近は、透明度の良い日が続き常に20mは、ある様に思えます。
・魚影は、非常に濃く、アジの群にアタックをしている、イナダやカンパチ
 といったヒカリものの回遊魚もよく見え始めました。
・長手では、2匹のマツカサウオがいつもの定位置見ることができました。
・スズメダイがけなげに卵を守る様子がとてもかわいいく
 ハッチアウトしそうな卵もいくつか見られました。

こんばんは。
8月5日付佐渡情報です。

猛暑が各地で続いていますが、佐渡では比較的過ごしやすい日が多いようです。
透明度も安定し始め、夏本番という感じです。

アジなどの光物も多くなり回遊魚シーズンもそろそろではないでしょうか?
アジ、イワシに突っ込むイナダやカンパチ、ゆっくり狙うアオリイカなど見所が増えてきました。
死滅回遊魚もやってきました!!姫津ビーチではゴンズイ(体長1,5cmほど。玉になっています。)
が現れました。しばらく居着いてくれることを切に願います。

潜水日   8/5’01
潜水地   北小浦  赤岩  長手
天候    くもり
風     北東
波高    1〜1.5m
気温    30℃
水温    水面  27℃
      水底  20℃
透明度   25〜30m
海の様子
・この日は、多少うねりがあり、海の状況が心配されましたが、
 エントリーして、その心配が吹き飛ぶほどの抜群の透明度でした。
・コブダイも♂3匹 ♀5〜6匹がいました。
・アジの群れが太陽の光でキラキラひかりとても綺麗でした。
・長手では、体長2cmほどのコブダイの稚魚が見れて、
 とてもかわいかったです。

こんばんわ、少々間が空いてしまいましたが、佐渡情報です。
佐渡地方も梅雨に入ったというのに、今日は快晴でした。
まさに梅雨の中休みでした。

水温も随分と上がってきており、チラホラとウェットスーツも見かけるようになりました。
でも、まだ早いようで皆さん水から上がると震えています。
水温上昇のせいでしょうか一時あれだけ多かったウミウシたちが随分と姿を見せなくなり、少しさびしくもあります。
ですが、中にはそんなことお構い無しに元気なやつらもおり、楽しませてもらっています。
最近見られたウミウシは、「シロサメハダウミウシ」、「キイロウミコチョウ」、「カラスキセワタガイ」、
「テントウウミウシ」、「オトメミドリガイ」などと言ったところが比較的珍しい種類です。

コブダイは、まだ産卵期のようでメスのおなかはパンパンに張っています。
運がよければ産卵行動も見ることができます。

また、深海性の魚である「マトウダイ」を本日見ることができました。
本来であれば見ることができるのはもう少し水温が低い時期なのですが、2個体ほど確認することができました。もうしばらく見ることができるのではないでしょうか?

では、細かいポイントのデータです。

潜水日  6月16日 2001年
潜水地  北小浦  長手
天候   快晴
風    東  弱く
波高   0〜0.5m
潮流   弱くあり(水面のみ)
気温   23℃
水温   水面   19℃
     水底   17℃
透明度  →   15m
     ↓   15〜20m
最大水深 11m
海の様子
・今回はウミウシ狙いで入ったため他の生物にはほとんど目もくれずひたすらウミウシを探しました。
 成果としては、シロサメハダウミウシ、コノハミドリガイの幼体、オトメウミウシ、サラサウミウシ
 と言った所です。毎回潜るたびに新しい発見があるので次回が楽しみです。

潜水日  6月16日 2001年
潜水地  北小浦  漁礁
天候   快晴
風    無風
波高   0〜0.5m
潮流   無
気温   23℃
水温   水面  19℃
     水底  15℃
透明度  →  15m
     ↓  10〜15m
最大水深 19m
海の様子
・今回は水中清掃で入りました。思ったほどゴミも少なく、順調に作業は進みました。
 しかし、ゴミ拾いをしながらも生物を探して見るといろいろと出てきて楽しめました。
 まずはカラスキセワタガイ、マトウダイ、テントウウミウシ、エダウミウシ、マダイの群れ、コブダイ(♂)
 と様々な生物を見ることができ満足のいく1本でした。 

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こんにちは。
2週間ぶりになってしまいました。

間が空いてしまい申し訳ありません。
もう桜も満開で春も真っ只中という感じです。
陸上はすっかり春めいていますが、水中はまだまだ春は
先のようです。ですが、春の恒例「春濁り」も始まりました。
若干透明度も落ちてきています。
また、お腹の大きな生物もちらほら見られています。

今回は佐渡の最北端のポイント「鷲崎」に行ってきました。
荒れる日が多くなかなか行くことの出来ないポイントですが、
今回久しぶりに行ってきました。
ここは他のポイントに比べると「ジボガウミウシ」が多い気がします。
ここでは通年見られています。

では細かいポイントのデータです。
潜水日     4月15日  2001年
潜水地     鷲崎   げんたぐり   ゆうぐり
天候      快晴
風       南西   強く
波高      1,5m〜2,0m
気温      15℃
潮流      やや強くあり
水温      水面    10℃
        水底     9℃
透明度     5m程
最大水深    げんだぐり   27m
        ゆうぐり     14m
海の様子
《げんたぐり》
・春濁りが始まっているようで透明度は悪いです。
 生物も徐々に多くなりつつありますが、若干の物足りなさを感じます。
・ウミウシ類が多く、「ジボガウミウシ」、「エムラミノウミウシ」、「シロウミウ
シ」
 「アオウミウシ」、「アカエムラミノウミウシ」などが見られています。
・ウミイチゴも群生しており非常に綺麗です。

《ユウグリ》
・クレパスの両脇についている「イソバナ」が非常に綺麗でした。
・コブダイも寝ており、ここに根付いているようでした。
・ウミウシ類は「げんたぐり」と同じ種類が見られています。


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こんばんは。遅くなってしまい申し訳ありません。
3月27日付の佐渡情報です。

いよいよ春本番と言った感じでしょうか?
まさに三寒四温とはよく言ったものです。
花粉も飛び花粉症の方は潜りたくても潜れない季節では?
佐渡の海はと言うと、水温は相変わらずの一桁ですが、
生物が徐々にではありますが増えてきたような気がします。
天気が良い日は日の光も水中まで十分に届いており、魚も日光浴がしたいのかな?と思うほどです。
今回は実に久しぶりに虫崎の「兵庫崎」と「ヘビ岩」に潜りました。
そして、何と兵庫崎では、マツカサウオを発見しました。
現在佐渡では北小浦・長手以外では見ることの出来ないであろう稀種がこんな所にもいました。
越冬も完全にしているようです。
これからも見つかる可能性があります。
では細かいポイントの情報です。

潜水日    3月25日2001年
潜水地    虫崎 
ポイント名  兵庫崎&ヘビ岩
天候     快晴
風      南東 弱く
波高     0.5M
潮流     無
気温     13℃
水温     水面    9℃
       水底    8℃
透明度    →    10M
       ↓    10〜15M
最大水深   兵庫崎    31.3M
       ヘビ岩     11M
海の様子
《兵庫崎》
・リュウグウハゼは水深20Mを超えた辺りから確実に見ることが
 できます。佐渡ではここ以外で見ることは稀です。
・エムラミノウミウシの非常に大きな個体もいました。通常の3倍ほど
 あったのではないでしょうか?他の地域では見られていないので
 ある意味これも貴重です。
・マツカサウオが1個体見つかっています。ここで今まで発見例は
 聞いていないので嬉しいです。
・砂地にはおおくのハナイソギンチャクが見られます。色彩も豊富で、
 見ていて飽きません。

《ヘビ岩》
・このポイントではウミウシ類特にミノウミウシ類が多く見られています。
・サクラミノウミウシ、エムラミノウミウシ、エムラミノウミウシの色彩変化?
 等が多く見られています。
・岩の隙間には甲殻類も多くいます。
・オノミチキサンゴも比較的ポリプを開いています。
・イソバナのクレパスの綺麗でした。

こんにちは。3月4日付の佐渡情報です。(2001年)

世間では、もうすっかり春らしくなってきたこの頃ですが、佐渡の海はまだ真冬と言った感じです。
海の中は一段と冬っぽくなってきたような気がします。
雪解け水が流れ込みはじめ、水温、透明度共に下がってきています。
水温は今が1年で一番低い時期で8℃前後です。ちなみに水面はもう少し低くなっています。

さて、生物のことを少し。今回はウミウシを随分発見しました。
やはり水温が下がってくると彼(彼女)達が多く見られるようになります。
今回は、「サクラミノウミウシ」、「エムラミノウミウシ」の2種類が多く見られました。
おそらく水温の低い5月前後までは見られると思います。
これからまた他の種類もたくさん見られることを祈ります。

ヤリイカの卵も発見しました。まだ産み付けられて間もないようで中の様子は分かりませんでした。しばらくすると、卵の中で動くヤリイカの赤ちゃんの姿を確認できます。

北小浦漁港内のホテイウオの続報です。
まだ、オスが必死にファニングをしています。オスはそろそろボロボロになってきています。
もうしばらく見ることができるはずです。おそらくハッチアウトは、3月の中旬になると思います。
運が良ければその瞬間を見ることができるはずです。

では、細かいポイントの情報です。
潜水日  MAR・3・’01
潜水地  北小浦  赤岩&長手+漁港内
天候   晴れ
風    北西 → 南東、強く
波高   0.5〜1.5m 
気温   9℃
水温   水面   7℃
     水底   8℃
透明度  ↓  15m
     →  10m
最大水深 赤岩  24m
     長手  10m
海の様子
〈赤岩〉
・コブダイは夏よりもダイバーに寄ってきました。
 魚はコブダイが元気なくらいで他の魚は、ほとんどが岩の
 隙間に身を潜めていました。
・やはり、ウミエラ、海サボテン、イソギンチャクが非常に多いです。
・今年はまだ赤岩にミズダコが現れておらず、少し寂しいです。
 他の地域では、見られているので来ることを祈っています。
・昨年北限記録らしいと言われた「ホンソメワケベラ」ですが、
 どうやら越冬は無理のようでした。姿を確認することができませんでした。
 今年もやってきてほしいです。

〈長手〉
・マツカサウオは2匹は確実に越冬しているようです。もう1匹は
 今回は見ることができませんできたが、おそらく越冬していると
 思われます。
・ウミウシが多く見られています。「サクラミノウミウシ」、「エムラミノウミウ
シ」
 と言った季節ものに加え、シロウミウシと言った通年のレギュラーも
 見られています。
・ヤリイカの卵がありました。2箇所ほど産み付けられています。

〈漁港〉
・ホテイウオは、そろそろ傷が目立ちはじめました。
 必死にファニングしています。
 おそらくあと2週間前後が見られる期限ではないでしょうか?
・水深も浅く誰でも見ることができます。


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