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2016.06.27更新


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最新佐渡情報 2月7日(金),2003年更新
提供:ダイビングショップフリーウエー


メリ〜クリスマ〜ス!!

 ちょっと早いですがこう叫ばさせて頂きます。12月23日付の佐渡情報です。

 世間はクリスマス一式だと言うのに潜ってきました。おそらく今年の潜り納めになるのではないでしょうか??

 この日は、冬型が緩み西系の風も収まったので、これは高瀬に行くしかないって事で高瀬に行ってきました。海&天候は比較的穏やかで12月の佐渡とは思えないよう・・・。冬の日本海と言うとやはり連想するのは東○の映画の始まる前の波が岩に『ザッパ〜〜〜〜ン』ってなる奴なのですが、今日はそんなことありません! 波は殆ど無いし、透明度もまずまず、天気はいいし気分爽快。強いて言うなら風が冷たいくらい、こればっかりはしょうがない。

 さて、肝心の海の中はと言うと海の中にも冬が訪れています。冬型の生物たちが姿を現し始めました。今回は『ホッケ』に会いました。ホッケと言えば大半の方は居酒屋で開かれた物を想像するのではないかと思いますが、ふつ〜に泳いでいるホッケと言うのも良いですよ。顔がとぼけているし・・・。あとは、いまだにエチゼンクラゲが見られています。水温も13℃台となりクラゲにとってはかなり厳しい水温のはずなのにまだ泳いでいました。頑張る奴らです、ホントに。

 そろそろミノウミウシのシーズンに突入したようです。冬〜春にかけてのレギュラーミノウミウシ(エムラミノ、アカエラミノ、サクラミノ)は見られました。今シーズン初だったので嬉しかったです。高瀬のジョーフィッシュも殆ど見られなくなってきました。来年の7月くらいまでお別れです。あとは、カミナリベラが見られました。佐渡では珍しいと言うか今まで見た記憶があまり無いので貴重です。

では、細かいポイントの情報です。

潜水地  高瀬 長手岬、白岩ホワイトストリート 
潜水日  12月22日 2002年
天候   晴時々くもり 
風    北東 やや強く    
波    0.5〜1.0m  
潮流   なし
水温   水面12℃、水中13℃
透明度  15m

海の様子

今日のゲストの方からのリクエストは、エチゼンクラゲ、ウミウシ&マクロ系の生物ということで、張り切って探しました。

1本目は長手岬、まずはジョーフィッシュを見に行くものの直に孔に入ってしまい、1人しか見られませんでした。もう少しサービス精神ってモノがほしいですね。少し移動するとホッケが悠々と泳いでいきました。浅場に移動していくとエチゼンクラゲ×3個体! 相変わらずの大きさで移動していきました。根のトップでは、ウミウシ&マクロ生物を探しました。見られたものとしては、エムラミノウミウシ(以下−−ウミウシのウミウシは省略します。)、アカエラミノ、サクラミノ、アオ、シロ、サラサ、オトメ、ホウズキフシエラガイと正体不明の白い半透明のウミウシ。あとはコケギンポなどのギンポ類とトウヨウコシオリエビなどでエキジットです。 

2本目はうねりが回り込んで来たため、うねりの陰になっている白岩ホワイトストリートへ。このポイントでは、ポイント名にもあるホワイトストリートが非常にキレイです。水深も浅く、夏の透明度がいいときなどは沖
縄と遜色ないように見えるのではないでしょうか?ここではあまりウミウシには恵まれず、ヒロウミウシくらいが目新しいものであとは1本目で見られたものだけでした。ここでのヒットはやはり『カミナリベラ』です。図鑑などでは、生息域が千葉県、島根県以南ということでしたので北限記録??!!なんて思っちゃいました。誰か詳しい今年ってたら教えて下さいな。

以上でおそらく今年の佐渡情報は、終わりになります。皆様今年もありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。そして、来年も佐渡の海でお会いできますことを楽しみに致しております。

来年一発目の佐渡情報は、いつになるか未定です、気長にお待ち下さい。


こんにちは、11月25日付の佐渡情報です。

 大変間が空いてしまい申しわけありませんでした。寒気やら大時化やらでなかなか潜れないでいました。

 さて、今回は先日23日に行われた水中クリスマスの模様をお伝えしようと思います。年に一度のこのイベントに今年も大勢の方にご参加頂きありがとうございました。天候にも恵まれ(これで北風でなければ最高だったのに!!)11月には珍しい青い空を見ることが出来ました。

 肝心の海の中はと言うと、多少のうねりと流れの中でのダイビングという状態でした。透明度は10〜15Mくらいでまぁこんなもんかな?という感じです。流れのせいか回遊魚はちらほら姿を見せてくれています。イナダも随分育ってきています。もうワラサと言えるような奴も混じっています。漁礁にはブリも居たそな・・・。    

 今年はネンブツダイが異常に多い!!しかも随分育ってきている!このまま越冬してくれたらうれしいんだけどな。うれしい発見としては、赤岩で見失っていたホンソメワケベラの幼魚が見つかりました。体長2cmほどに成長しうねうねしながらクリーニングしています。ん〜〜〜かわいい!!!

 あとは、皆様すでにご存知の通り今年はエチゼンクラゲが大量発生しております。カサの大きさが1Mを越すような大型の個体も見られております。流れモノですのでいつも見られるということではありませんが高い確率で見られているます。まだご覧になられていない方は是非今のうちに。なんでも水温15℃くらいが彼ら(??)の限界らしいのでそろそろやばめです。おはやめにどうぞ。

では、細かいポイントの情報です。

潜水地  北小浦 赤岩、漁礁 
潜水日  11月23日 2002年
天候   快晴 
風    北 弱く    
波     0.5〜1.0m  
潮流   弱くあり
水温    水面16℃、水底16℃
透明度   10〜15M

海の様子

今年最後の佐渡での大きなイベント水中クリスマス!!水中に沈めたツリーとサンタの衣装に身を包んだ現地ガイド。一足早いクリスマスを味わえます。一週間前に沈めたばかりのツリーには早くもコブダイのNO,2が住み着いています。あんなキラキラ飾りついている所が好きなんて変わった奴だ・・・。他にもキジハタ、クロソイなどが隠れている。近頃赤岩の魚達は一回り大きくなっている気がする。

そして遂にホンソメワケベラを赤岩で発見!!見失っていた個体に間違い無さそう。少しだけ大きくなっていました。漁礁では、キンチャクダイyg、ネンブツダイ群れ、イナダ、カンパチなどがゲストを喜ばせてくれました。残念エチゼンクラゲは見られませんでした。

***これからの時期佐渡情報の配信が不定期になることが予想されます。ご了承下さい。***


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こんにちは、10月27日付の佐渡情報です。

 さて、今日はとうとう佐渡でも雪(霙)を確認しました。ボートでの移動中にな〜んか大きなものが当たるなァ〜と思ったら霙でした。

 今日はかなり、風が強くボートの出港が心配されましたが、とりあえずは問題なくダイビングできました。ここの所、海も荒れていることが多く、透明度が心配されましたが、今日はそれほど悪くも無く、縦横共に15Mは見えていました。

 今は、沈船・赤岩・漁礁などではアジが非常に多く群れており、それを狙ってイナダやカンパチ、数は少ないですがブリなどが見られています。大型回遊魚に襲われてパニックになっているアジはダイバーをあまり気にせず逃げ惑うのでアジの壁があるような感じになります。今日も何度もこのような状況になり、ゲスト共々ご満悦です。

 まだしばらくは、このような状態が続くと思います。なんと言っても今年はアジが多い!!何とか水中クリスマスまで持ってほしいもんです。では、細かいポイントの情報です。

潜水地  北小浦 赤岩、見立・沈船 
潜水日  10月27日 2002年
天候   雨&暴風 
風    西 強く    
波     0.5〜1.0m  
潮流   弱くあり
水温    水面20℃、水底20℃
透明度  15m

海の様子

 今日は、何と言ってもアジとアジを追いまわすイナダやブリに尽きる一日でした。潜っている間中ほとんどの時間見る事が出来ました。味がパニックになっている様は見ていて面白いです。イソギンポは相変わらず同じポイントで愛嬌を振りまいていますし、キンチャクダイ、ネンブツダイは大きくなってきました。彼(彼女)たちが佐渡で生きていられるのもあと僅かです。それまでの時間有意義に使ってほしいもんです。


こんばんは、10月14日付の佐渡情報です。

10月も早いものであっという間に半ばに差し掛かってきました。ついこの間まで真夏だったような気がしていたのに佐渡の夏は短いです・・・。

さて、この三連休は天候も良く、また海も穏やかで絶好のダイビング日和でした。期待されている死滅回遊魚も多くなってきており(今の所まだミノカサゴは来ていませんが・・・。)、彩りが佐渡の海にも加わっています。

大型回遊魚も多く見られています。アジなどを狙ってイナダ、カンパチなどがアタックをしています。逃げ惑いパニックになっているアジを見るのは壮観です。

今年は、エチゼンクラゲの当たり年でもあるようです。昨年はほとんど見ることのなかったこのクラゲが今年は比較的多く見られています。流れのあるときが狙い目です。外海府のある地方では、ボートでの移動中に10個体近く見られ思わずボートを止めてもらい撮影タイムになりました。

また、今年オープンのニューポイント『高瀬』(タコセ)では、シイラ漬けの周りに潜らせてもらい、普段見ることはまずないシイラやイスズミ、ウスバハギなどが見られました。おそらく今シーズンはもう行けないとの事ですので来シーズンのお楽しみです。

では、細かいポイントの情報です。

潜水地  北小浦 赤岩・長手 
潜水日  10月14日 2002年
天候   晴・くもり 
風    北    
波    0.5〜1.0m  
潮流   弱くあり
水温   水面22℃、水底21℃
透明度  15〜20m

海の様子
ここ最近は透明度があまり良くない日々が続いていましたが、この日は久しぶりに透明度の良い海を楽しむことが出来ました。赤岩では潜降を開始してすぐにアジの群れに囲まれ、水深15m付近に来たときに突
然、アジが俊敏な動きを見せたかと思うと、その群れに猛烈に突っ込む影が見えました。20匹ほどのイナダの群れが執拗にアジを追い掛け回しどちらも必死で、しばらくその光景に見入ってしまいました。

その他には、キイロイボウミウシ、ニセイガグリウミウシ、ツルガチゴミノウミウシ、サラサウミウシなどのウミウシが見られました。

白いタツノオトシゴもいつもの位置に居てくれてゲストを楽しませてくれています。

長手ではネンブツダイ、キンチャクダイ幼魚などの死滅回遊魚を見ることが出来ました。ヒトスジフエダイの幼魚もすっかり長手が気に入ったようですっかり居着いています。今後さらに多くの死滅回遊魚が来てくれることを願っています。

潜水地  二ッ亀 カブト岩・なべのつる 
潜水日  10月14日 2002年
天候   晴・くもり 
風    北    
波    0.5〜1.0m  
潮流   弱くあり
水温   水面22℃、水底21℃
透明度  15〜20m
海の様子
今回は、多くの大物に出くわすことが出来ました。二ッ亀と言えば、やはり大きなマダイの群れで今回も5匹前後のマダイが見られ、ダイバーの後ろにくっついて、しばらく後を追っかけてきました。そしてなんと言っても、かさの直径が1mほどの大きなエチゼンクラゲが見られました。今年は一昨年の大量発生した時と同じぐらい、もしくはそれ以上だと高瀬の漁師が言っていました。しかしダイビング中にそうそう見られるわけではないので、やはり今回は運が良かったと言えるでしょう。
その他に大きなブリ、口の周りが真っ黒なイシダイ老成魚などが見られました。二ッ亀のダイナミックな地形に加え、大物尽くしでとても満足のいくダイビングでした。


こんばんは、10月6日付佐渡情報です。

最近は、朝晩の冷え込みが厳しく、少し油断をすると体調を崩してしまいそうです。佐渡の山々も紅く色付き始め、田んぼの稲刈りもほとんど終わりを迎えだいぶ秋も深まってきました。

海の中の様子は、2年振りに体長1,5cm程のホンソメワケベラの幼魚が姿を見せてくました。メバル、カワハギなどを必死にクリーニングしていました。これからまだまだ死滅回遊魚は増えていきそうです。お初にお目にかかるような生物の来島を期待します。

アオリイカがかなり大きくなっています。群れで獲物を狙っていました。カンパチ、イナダといった回遊魚も頻繁に見られ、アオリイカ同様サイズも大きくなってきています。

潜水地  北小浦 沈船・赤岩 
潜水日  10月5日 2002年
天候    くもり/晴 
風     南西    
波    0.5m  
潮流    はじめやや強く
水温   水面23℃、水底22℃
透明度  10〜15m
海の様子   
先日の台風21号の影響か?ここ何日はあまりスッキリとしない透明度が続いています。この日も沈船は良かったのですが、赤岩は透明度が10mぐらいでした。沈船では、潜降してすぐにアジの群れの多さに驚かされました。何匹いるのか、見当もつかないぐらいの数で360度すべてにアジ見ることができました。
そして私たちが水底に着いたと同時ぐらいに、10〜15匹のカンパチとイナダ3匹の群れがそのアジの群れに向かってアタックしていました。その光景を間近で目のあたりにして、思わず声を出してしばらく見入ってしまいました。赤岩では、今年初のホンソメワケベラが姿を見せました。1.5cm程の小さな体で、メバル、カワハギを必死にクリーニングしている様子は、とても忙しそうで可愛らしかったです。


こんにちは、9月24日付の佐渡情報です。

ここ2〜3日いっそう朝夕の冷え込みが厳しくなり秋の深まりを日一日と感じますが皆様いかがお過ごしでしょうか? 富士山では、早くも初氷を観測したとかしないとか・・・。

気温は、下がって来て日中は過ごし易くなってきていますが、風邪には気を付けて下さい。当店スタッフ、ヤ○キも昨日から体調が今一つといっています。決して海の中でウェット脱いだりしないで下さい。

さて、肝心の海の様子ですが、相変わらず死滅回遊魚、大型回遊魚共にいい感じで出ています。ブリ、ヒラマサ、マダイなどはポイントによって外れていません。死滅回遊魚もやっとミナミハコフグが現れました。高瀬と小木で確認されました。高瀬はまたどこかに遊びに行ってしまったようですが、小木の個体はおとなしく観察されてくれています。感謝感謝。

アオリイカやアジ、カマスなどと言った夏の頃から見られている生物は徐々に大きくなってきています。アオリイカやカマスなどは捕食も頻繁に行っており、それらについ見入ってしまいます。

水温は若干下がって23〜24℃といった所です。水中はさほど寒さは感じません。ボートでの移動時には多少寒く感じますのでウェットスーツの方にはボートコートをお勧めいたします。

では、海の様子です。

潜水地  鷲崎  げんたぐり、ゆうぐり
潜水日  9月21日 2002年
天候   晴 
風    北東 弱く    
波    0.5〜1.0m  
潮流   弱くあり
水温   水面24℃、水底23℃
透明度  10〜15m
海の様子 
この日の鷲崎は、透明度こそ今一つでしたが、その代わりと言っては何ですが、魚影が濃く満足のいく2ダイブでした。げんたぐりではもはやレギュラーと化したマダイの群れのほかにブリまで出てきて満喫させてもらいました。 ゆうぐりでは、マダイの群れの他になんと!!『エチゼンクラゲ』が現れてお客様同様私も興奮してしまいました。今期3回目のエチゼンクラゲにくびったけでした。

潜水地  高瀬  のぞみ、おんべ
潜水日  9月22日 2002年
天候   晴
風    北北東    
波    1.0m  
潮流   ややあり
水温   水面24℃、水底23℃
透明度  10〜15m
海の様子 
のぞみでは、今までに見た事が無いくらい大型のイシダイの老成魚に遭うことが出来ました。そのイシダイの横にイシガキダイの幼魚が泳いでいて何とも言えずおかしかったです。大型のマダイやコブダイ♂の他にもヒラマサと言った大物の他にもオヤビッチャやキンチャクダイ、ソラスズメダイと言った死滅回遊魚も見ることができ、これで透明度さえもう少しよければなァ〜と思っていました。 2本目は、おんべと言うニューポイントに行きました。やや深めのポイントでしたがほとんど人が入っていないと言うこともあり魚も多く、特にマダイは3Mくらいまで近寄ってきてくれました。写真にも充分撮れるくらいです。ウミウシも多く、フジイロウミウシ、ジボガウミウシ、念願のサガミミノウミウシと色々見られました。

潜水地  小木 大間 地蔵
潜水日  9月23日 2002年
天候   くもり〜晴 
風    北〜北西    
波    0.5〜1.0m  
潮流   なし
水温   水面24℃、水底23℃
透明度  10m

海の様子

この日は透明度があまり良くなかったので、大物ではなくマクロ狙いのダイビングでした。小木のジョーフィッシュは両ポイントとも多く見ることができ、そのとぼけた表情でダイバーの様子をうかがっています。ダイバーにかなり慣れている様子で、観察をしているつもりが、逆にこちらが観察されている感じです。

地蔵ではミナミハコフグの幼魚が見ることができました。岩の割れ目からちょっと顔を出しては引っ込み、見慣れないダイバーの姿に戸惑いを隠せないといった表情とその愛らしい動きがとてもかわいかったです。

その他にもマツカサウオやアカオビコテグリ、ウミシダヤドリエビ、コマチガニ、コケギンポと言ったマクロ系のものが見れました。


こんばんは、9月16日付佐渡情報です。

最近は、朝夕の気温が下がり始め、それに伴い水温の方が高い日が見られるようになってきました。日が陰っているときや、今日のような雨の日には海から上がると多少寒い位です。そのため、水温も夏真っ盛りのときから比べれば若干下がって来ています。

海の中の様子は、待ちに待ったミナミハコフグ(幼魚)の到来、その他にもソラスズメダイ、キンチャクダイ幼魚、オヤビッチャ、ヨコスジフエダイと言った南の魚達が増えてきています。昨年は不発だっただけに、今年はどうやら当たりの様な感じです。

ヒカリモノも相変わらず絶好調でマダイ、ブリ、イナダ、ヒラマサなどが見られています。今後ますます魚影が濃くなることを祈っています。

潜水地  高瀬  のぞみ、長手岬
潜水日  9月16日 2002年
天候   雨 
風    南東    
波    0.5〜1.0m  
潮流   なし
水温   水面24℃、水底23℃
透明度  10〜15m

海の様子

今日の高瀬は大物から小物まで非常に魚影が濃く満足のいく2ダイブでした。大物では、マダイの群れ、ヒラマサ、ブリ、イナダ、コブダイ等が姿を現してくれました。

小物では、冒頭のミナミハコフグの幼魚、オヤビッチャ、ソラスズメダイ、ウミウシ各種(ジボガ、シラユキモドキ、コノハミドリガイ、米粒大のシロウミウシetc・・・)等が海を賑わしてくれました。

今後、死滅回遊魚、回遊魚共に期待が出来そうです。


こんばんは、9月9日付佐渡情報です。

先週末に台風16号が佐渡の方へ来るのではないかと心配されましたが、あまり影響はなくダイビングをすることが出来ました。沖縄や中国の被害の大きさを見ると自然の脅威には本当に驚かされました。

最近では、日が暮れるのも早くなり、ダイビングを終えてお客さんを佐渡汽船にお送りした頃にはあたり一面薄暗くなっています。気温も下がり始め日が陰った時には少し肌寒い感じもします。水温はまだまだ高く、25℃前後をキープしていてウエットスーツでも充分にダイビングをすることが出来ます。

海の中は、ソラスズメダイ、キンチャクダイの幼魚などの死滅回遊魚が見れていますが、ミノカサゴ、ミナミハコフグの幼魚がまだ見れていません。早く佐渡の海に登場してくれることを願っています。

潜水日   2002、9月9日
潜水地   北小浦 赤岩・長手
天候    晴・くもり
風     西
潮流    弱く  
波高    0.5m
水温    水面  26℃
      水底  24℃
透明度   15m

海の様子

今日は少し流れがありましたが、さほど気になる程ではありませんでした。赤岩のコブダイは相変わらず元気で、ダイバーの姿を見るとすぐに近くに寄ってきて、あの迫力のある顔にギョロっとした目でこちらの様子を伺っています。長手では、アオリイカがアジやスズメダイの幼魚にアタックをしており、アオリイカのサイズが日に日に大きくなっているような気もします。北小浦では、まだソラスズメダイが見ることが出来ていませんが今後ミノカサゴ、ミナミハコフグの幼魚と言ったレアな魚達と一緒に登場してくれることを願っています。


こんばんは、9月1日付佐渡情報です。

今日、9月1日は佐渡国際トライアスロン大会が盛大に行われ、ダイビングポイントまでの道のりでバイク(自転車)をこいでいる選手とすれ違い、私達と変わらぬ肌の色、もしくはそれ以上の黒さに、日頃の練習の成果が見られました。フリーウェイのお客さんも何人か参加しており、ダイビング中とは違ったアスリートの顔になっていました。

今日はエチゼンクラゲを最低でも6匹(水中、船上含む)見ることができ、一昨年のエチゼンクラゲ大量発生の再来を予感させるような感じでこれはかなり期待大です。通常1個体でも嬉しいのですが、今日は6個体も確認できて、お客様以上にスタッフが喜んでいました。回遊魚もコンスタントに見る事ができています。今回は『ブリの群れ』、『イナダ』、『ヒラマサ』などが目に付きました。また、大型のマダイも多く見る事が出来ました。まさに今日は大物尽くしの一日でした。

また、ナイトダイビングでは、アカエイが見られました。2匹も同時に確認でき、嬉しかったです。

潜水日   2002、9月1日
潜水地   二つ亀  カブト岩・なべのつる
天候    快晴
風     北東〜南東
潮流    やや強く  
波高    0.5m
水温    水面  26℃
      水底  24℃
透明度   20〜30m

海の様子

今日は台風の影響か、はじめは風が少し強く、潮はやや強く流れていましたがそんなことが吹き飛んでしまうほどの透明度でお客さん以上にスタッフが興奮してしまいました。今日は大物に大当たりで、港からダイビングのポイントに行くまでに船上からエチゼンクラゲを2匹確認でき、この時からすでに大物の予感がありました。

一本目エントリーして海の透明度と魚影の濃さを堪能していると、アジが一瞬素早い動きを見せたと思った瞬間10〜15匹のブリの群れが目の前を横切って行き、あっという間にいなくなってしまいました。エキジットの直前には2匹のエチゼンクラゲに遭遇し、あまりの大きさに興奮してしまいエアーを余計に使ってしまいました。二本目でも大物に大当たり、エントリーしてすぐに1mはある大きなマダイを含め5.6匹のマダイの群れや10匹ほどのブリの群れ、2匹のヒラマサと、大物のオンパレード、極めつけはまたも2匹のエチゼンクラゲ(一本目とは別の個体)に遭遇し、お客さんもスタッフも大満足のダイビングでした。



こんばんわ、8月26日付の佐渡情報です。

ここの所涼しい日が続いていましたが、今日は暑い夏の日差しが戻ってきました。天気予報でもしばらく好天が続きそうなので、透明度期待できそうです。

海の中はすっかり秋の色が出て来ました。アイゴ(幼魚)の群れ、アオリイカの群れ、カマスの群れ、死滅回遊魚等が姿を見せております。ヒカリモノも多くなってきており今日は、イナダやヒラマサなどが見られました。死滅回遊魚は、オヤビッチャ、ソラスズメダイ、ネンブツダイ、ゴンズイなどです。

高瀬では、ウミウシが夏にもかかわらず多く見られちょっと嬉しかったです。見られたのは『サガミミノウミウシ』、『フジイロウミウシ』、『コモンウミウシ』、『ジボガウミウシ』、『サラサウミウシ』などです。

では、細かいポイントのデータです。

潜水地  高瀬    長手岬、のぞみ
潜水日  8月26日 2002年
天候   晴れ
風    北東  弱く
波    0.5m
潮流   水面 弱くあり
水温   水面  26℃  水中 25℃
透明度  長手岬 20〜25M   のぞみ 10〜15M

海の様子

今日の高瀬『長手岬』は、透明度もかなり良く、海も穏やかでベストコンディションでした。ドロップオフを潜るポイントなのですが、今回はマダイ等の大物からウミウシ類やコケギンポなどのマクロまで楽しめ、文句無しでした。地形的にも魅力的な部分が多く、岩の穴などもくぐれるところもあり今後さらに開発されていくと色々見つかりそうです。『サガミミノウミウシ』が長手岬の根のトップで多く見られています。このあいだ潜った時には見られなかった佐渡ではあまり見かけないこのウミウシが多く見られて驚き半分、嬉しさ半分といった感じです。のぞみでは、大型のマダイ、ヒラマサ、コブダイなど相変わらず大物が場を賑わしています。透明度が若干落ちていて残念でした。

潜水地  小木   幸福地蔵・いわしぐり
潜水日  8月25日 2002年
天候   晴れ
風    北東  弱く
波    0.5m
潮流   なし
水温   水面  26℃  水中 25℃
透明度  幸福地蔵 15M  いわしぐり  15〜20M

海の様子

両ポイントで、ジョーフィッシュ(ニラミアマダイ)が見る事が出来ました。さすがに小木です!ジョーフィッシュの数が非常に多く、とぼけた顔の奴やダイバーにニラミをきかせている奴などクリクリとした目で様々な表情を見せてくれるので見ていてあきません。いわしぐりは、透明度が抜群でまるで、沖縄の海を彷彿とさせる様な海の青さでした。お客様も満足したのももちろんのこと、スタッフの大満足の透明度でした。5mの浅瀬では、アイゴの幼魚が仲むつまじく群れており、ダイバーが思わず微笑むような可愛らしい仕草を見せています。


こんばんわ、8月21日付佐渡情報です。

お盆休みも終わり佐渡の道路を埋め尽くしていた県外ナンバーの車もあまり見られなくなりました。皆さんは休みボケはしていませんか?佐渡は台風の影響で北から東の風がとても強く、内海府方面は全く潜ることが出来ませんでした。しばらくコブダイと会えない時期が続いていましたが、台風も消え今後の海の回復に期待したいと思います。

各ポイントで死滅回遊魚やイナダ、ブリなどの回遊魚、アオリイカやカマスなどの秋に姿を見せる生物が増えてきて夏から秋の海に変わりつつあります。

潜水日  2002.8.20
潜水地  小木、幸福地蔵・新谷岬
天候   くもり
風    北西
波高   1〜1.5m
水温   水面 26℃
     水底 24℃
透明度  5〜15m

海の様子

 この日は台風の影響で風が強く、小木以外ではダイビングができない様な状況で、小木でもうねりが大きくポイントが何ヵ所に限定されたダイビングでした。水面から水深5mにかけては透明度5mぐらいでしたが、その下は透明度が15mはありました。小木のジョーフィッシュは今年も健在で水底の穴から顔を見せ、とぼけた表情でこちらの様子をうかがっています。警戒心が強くそっと近づかないとすぐに顔を引っ込めてしまいます。水深5mぐらいの浅瀬には、ソラスズメダイ、アイゴ幼魚などの死滅回遊漁が見られました。アオリイカも見られいよいよ佐渡の秋らしい海になってきました。


こんばんわ、8月15日付佐渡情報です。

 お盆もそろそろ終わりが見えてきましたがここ数年全くお盆に墓参りにいけず、申し訳なく思っている所ですが、皆様いかがでしょか?

 最近早くも秋雨前線の影響で天気が良くない状態が続いていましたが、どうやら今週末辺りから天候も回復するようです。秋雨前線の影響で昨夜から雨が続き透明度が今一つです。今年の夏は、佐渡の夏らしい透明度があまり見られておらず、少々残念です。来週からは天候も回復するようなのでそれに伴い透明度の方も回復してくれることを祈ります。

海の中には、早くも秋の訪れが感じられます。晩夏に現れる『アオリイカ』、死滅回遊魚『ネンブツダイ』の姿も確認されています。昨年は、死滅回遊魚が不作だったので今年は豊作を期待します。

そして、期待のニューポイント『高瀬(タコセ)』で大きな発見がありました!なんとここでもジョーフィッシュが発見されました。まだ個体数は少ないようですが、間違いなくジョーフィッシュと言うことです。まだ新しい発見がありそうで高瀬は今後も期待が持てます。

 

潜水日  2002,8.15
潜水地  高瀬、長手岬・のぞみ
天候    雨 
風    北東
波高   0.5m
水温   水面 26℃  
     水底 23℃
透明度  10〜15m

海の様子
 今日はあいにくの大雨で水面は透明度が落ちていましたが、水底のほうは透明度は15mぐらいはありました。

 長手岬では、大きなマダイが見られ、ずっとダイバーの後ろについてきていました。

 そしてなんと!! 親指大くらいのジョーフィッシュを発見してしまいました。5mの浅場では、2cm程のソラスズメダイが2匹見られ、例年よりも少し早い南からの訪問者に一足早い秋の訪れを感じました。 地形や大物もマクロも両方狙える面白いポイントだと思います。


こんばんは、8月6日付佐渡情報です。

佐渡地方は新潟に比べ2℃ぐらいは気温が低いようですが、うだる様なむし暑さが続き、エアコン無しの生活はとてもつらいです。(スッタフたけ談)その影響で水温も例年並に上がってきました。

ここの所西系の風の日が多く北小浦地方ばかり潜っています。魚影が夏らしく濃くなってきており、後は透明度が回復してくれれば言う事無いのですが・・・。

アジの群れも数が多くなりようやく佐渡の夏らしい海になってきました。例年夏の中旬あたりから姿を見せるカマスの幼魚が徐々に姿を現してきました。そして、ついに死滅回遊魚も今のところ一匹ですがネンブツダイの幼魚が確認されました。弁天ビーチでスズメダイの幼魚に混じって泳いでいました。

弁天ビーチでは相変わらず安定してタツノオトシゴが見られています。今日は、白2匹、茶1匹が確認されました。エソも姿を見せ、砂地も見逃せません。クロウシノシタが多く見られています。アカエイも比較的多く見られておりここの所弁天ビーチは面白いです。

潜水日  2002、8月4日 
潜水地  虫崎、兵庫崎・ヘビ岩
天候   晴
風    南西
波    0.5m
透明度  10〜15m
潮流   少々
水温   水面 25℃
     水底 23℃
海の様子
この日が今シーズン初めての虫崎ということで海の中がどんな感じなのかワクワク、ドキドキでした1本目の兵庫崎では、チャガラ、アジ、メバル、スズメダイが群れていて魚影はとても濃かったです.その他にリュウグウハゼ、タカノハダイ、ユウダチタカノハ、などのあまり見れないような魚が見られとてもよかったです。
ヘビ岩のオノミチキサンゴやイソバナのクレパスは今年も健在で、水深も浅いので、細かいものを見つけながらのゆったりダイビングにはおすすめのポイントです。

潜水日  2002、8月6日 
潜水地  虫崎、弁天ビーチ
天候   晴
風    南西
波    0.5m
透明度  12m
潮流   無し
水温   水面 26℃
     水底 25℃
海の様子
昨晩の雨の影響で透明度が少し落ちていましたが、魚影が濃く、それを補ってくれました。砂地には、ヒラメの幼魚、クロウシノシタ、キス、エソなどがおり中層には今季初コノシロが見られました。タツノオトシゴも安定して見られております。お腹の大きな個体もおり、出産も間近なのではないでしょうか?昨日は、体長1cmほどのタツノオトシゴも見られ、おそらく産まれたてなのではないでしょうか?すっごいかわいいです。



こんばんは、7月28日付佐渡情報です。

佐渡地方もようやく梅雨が明けました!遂に本格的なダビングシーズンの始まりです。

先日までの台風の影響でフェーン現象ですさままじい暑さが水温をぐんぐん上げてくれて一気に水温が25度を超えてきました。最近は、透明度が島内全域であまりよくない状態が続いています。一度大きく荒れてくれないと真夏の透明度はやってこないのではないでしょうか?

海の中は、ヒカリモノが少しづつではありますが姿を現してきています。アジの幼魚を狙ってイナダや、カンパチ、ブリなどの大物がやってきています。

高瀬は相変わらずの魚影の濃さを見せてくれています。マダイやブリが高確率で見られるため大物派の方にはオススメのポイントです。まだ、未開の地と言うこともありあまり手の入っていない海を満喫できます。マクロ系の生物も多くどなたでも楽しめそうです。地形的にもダイナミックでとても楽しめるポイントです。今後さらに力を入れて探索していきます。

潜水日   7月28日 2002年
潜水地   高瀬(たこせ) のぞみ・長手岬
天候    晴れ
風     北
波     0.5〜1m
透明度   10m  
潮流    弱
水温    水面 26℃
      水底 23℃
海の様子
今日は、今年オープンのNEWポイント高瀬(たこせ)にダイビングに行きました。一本目の「のぞみ」では、コブダイ、大きなマダイなどの大物やアジ、チャガラ、スズメダイ、メジナなどの群れが見れ、魚影の濃さに驚かされました。

二本目の「長手岬」でも大きなマダイが見れました。浅いところでは、ユビウミウシ、オトメウミウシ、コモンウミウシ、コケギンポなどの小物も多く見れました。今年オープンと言うことで施設はまだ不十分ですが、これからが楽しみなポイントです。


こんばんは7月22日付佐渡情報です。

台風7号の影響により佐渡地方は大雨におそわれ浅い深度は透明度が極端に悪くなっていました。 しかし、深場に行くと心配されていた透明度の方は予想をくつがえす良さを見せていました。赤岩にはようやく少ないですがアジが見えはじめ佐渡のベストシーズンの到来といった感じでしょうか。

潜水日    7月20日 2002年
潜水地    北小浦 沈船 赤岩
天候     晴れ
風      南西  
波      0.5m
透明度    5〜15m 
潮流      少々 
水温 水面  22℃
   水底  20℃
海の様子
先日の大雨で海の濁りが心配されましたが、水面1mの透明度が悪かっただけで、それより下は15mぐらいの透明度でした。沈船では、こぶし大の大きなミヤコウミウシやイソバナには紫色の鮮やかなスミゾメミノウミウシを見ることができました。赤岩には数は少ないですがようやくアジの群れが見えはじめました。
これからはさらに海がにぎやかになりそうです。

潜水日   7月20日
潜水地   鷲崎 げんたぐり ゆうぐり
天候    晴れ
風     南西
波     0.5m
透明度   15m
潮流    なし 
水温    水面 21℃  
      水底 19℃ 
海の様子
この日の鷲崎は、心配されていた雨も降らず、海の中も流れもなくて非常に快適はダイビングでした。しかも、この日は船長さんご自慢のニューボートとあって気分も上々でした。
海の中はと言えば、さすが鷲崎期待を裏切りません。魚といい、地形といい、食事といい、大満足の一日でした。


こんばんは、7月14日付佐渡情報です。
   
待ちに待った佐渡のダイビングシーズンの訪れとともに、今年はかなり早い台風のシーズンもやってきてしまいました。これからまた天気図とにらめっこが続くと思うと今から頭痛に襲われます。

台風&梅雨の影響でここのところ雨が多く透明度が今一つの日が多いものの、魚影が濃い状態が続いています。チャガラ、スズメダイ、イシダイ、メジナなどが群れています。これからの季節、ヒカリモノが多くなってくるのでそれも含めて今後に期待です。

潜水地    鷲崎 げんたぐり・ゆうぐり
潜水日    7月14日
天候     晴れ―雨
風      南西
波      0.5〜1m
潮流     少々
水温     水面  21℃
       水底  18℃
透明度    10〜15m
海の様子

鷲崎といえば流れがキツイというイメージですが、今日は海も荒れていなく流れも気になるほどではなく、ゆったりとダイビングできました。
今回は珍しいものが見えました。サザエが3匹くっついて白いものを吐いているのでなんだろうと思いましたがどうやらサザエが産卵していた模様です。ブリやマダイ、コブダイなどの大物も姿を現し、満足のいく一日でした。


こんにちは、7月8日付の佐渡情報です。

今週末は佐渡水中七夕祭りが6日(土)北小浦、7日(日)姫津で開催されました。台風5号の影響で姫津では多少海が荒れていましたが、何とか開催されたようです。台風6号の動きも気になる最近ですが、早くも7号まで発生してしまい、今年は昨年に続き台風が多いようで憂鬱です。

海の中をまずは北小浦から。2〜3日前からの雨の影響で透明度は今一つでした。一度、海が時化ないとしばらく厳しそうです。生物は、かなり増えてきています。メバルやスズメダイの幼魚も少しづつ成長してきています。日々成長の跡が確認できて嬉しいです。長手のタツノオトシゴはまだお腹が大きいです。出産(??!!)に立ち会いたいもんです。
クロエリギンポもすっかりいついているようで毎回ほとんど同じ場所で見ることができます。相変わらずサビハゼの幼魚の群れが非常に多く、それを狙ってヒラメやマハタなどが捕食にいとしんでいます。久々にアケウスの姿も見ることができ、ちょっと嬉しかったです。ハサミが1本、アシが2本無くてかわいそうでした。
赤岩の笹には早くもメバルが隠れており、気持ちよさそうでした。なぜかいまだにサクラミノウミウシがイソバナにくっついていました。がんばってます。

7日の姫津はというと・・・。台風5号の影響をもろに受け、うねりの中のダイビングでした。透明度も今一つで少々厳しい海でした。次回は、静かな海に入りたいです。

今期オープンのニューポイント『高瀬』(タコセと読みます。)に初めてお客様をお連れしました。
相川方面ということもあり、姫津と同様海は時化ていましたが、それでもブリや野生のコブダイ(なんと♂5匹が同時に出現!!)が見ることができ魚影の濃さを再認識させられました。次回は海の穏やかなときに潜りたいです。

ではポイントの情報です。
潜水地  北小浦  赤岩、長手
潜水日  7月6日 2002年
天候   くもり
風     ほぼ無風
波     0m
潮流    なし
水温    水面 21℃   水中  16〜19℃
透明度   10〜15M
海の様子 
水中七夕と言うこともあり、まずは笹を目指します。短冊をつけているとコブダイのNO,2がやってきて短冊を付けている様子を見学しています。相変わらず人懐っこいヤツです。根の上では赤岩のコブダイのボスが悠々と泳いでいます。今期の産卵行動はほとんど終わってしまったようで、いつも通りのコブダイに戻っていました。



こんばんは、6月27日の佐渡情報です。少々間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

やっと佐渡も最近梅雨らしい天候になってきました。じめじめした季節です。時々見せる梅雨の中休みの太陽がまぶしいです。ここの所海が少々荒れていてあまり良いコンディションではなかったのですが、今日は晴れ間もあり、海も穏やかでダイビング日和でした。

日曜日(23日)遂にコブダイのペアリングを確認しました!!やはり夕方に入ったのが良かったのでしょうか?読み通り始めてくれました。でも残圧が少ししかなくて余り見られなかった。後30分遅く入っていれば完璧だったのに・・・。
でも、貴重な瞬間を見ることができたことには変わりはないので一先ずは良しとします。そのほかここの所の話題といえば、やっと赤岩で白のタツノオトシゴを発見できました。なかなか見つけられなかっただけに感動もひとしお。小木では、今年も小さいジョーフィッシュが姿を現し始めました。まだ名前のないこのジョーですが、いつ見てもかわいいです。コロニーを作っているため数は比較的まとまって見られます。

では、ポイントのデータです。

潜水地  小木、地蔵
潜水日  6月24日 2002年
天候   晴れ
風    北〜北東  やや強く
波    0.5m
潮流   水面 弱くあり
水温   水面  18℃  水中 16℃
透明度  10〜15M
海の様子 
潜行ロープの岩の下にタコが隠れていました。もうすぐ産卵期なので楽しみです。今年もそろそろジョーフィッシュが見られ始めました。普通のヤツと小さいヤツ両方とも見られています。まだ、ダイバー慣れしていないせいかすぐに顔を引っ込めてしまいますが、ゆっくり近づけば確認できます。

潜水地  北小浦  赤岩
潜水日  6月24日 2002年
天候   晴れ
風    北〜北東  やや強く
波    1.5m
潮流   水面 あり
水温   水面  18℃  水中 14℃
透明度  10〜15M
海の様子 
海はかなり時化ていました。何とか午前だけ1本潜りました。この日は残念ながらコブダイのペアリングは見られませんでした。スミゾメミノウミウシの産卵期になったようです。イソバナに卵を産み付けています。やっと、赤岩で白いタツノオトシゴを見つけました。このうねりの中しっかり海藻にしがみついていました。

PS:25日に高瀬(たこせ)の調査とブイ打ちに行っていました。
   とにかく凄いの一言でした。マダイ、コブダイ、ブリが大量に見られました。
   潜れるようになるのはまだ少し先ですが、今後が非常に楽しみです。



こんにちは、6月17日付の佐渡情報です。

日本もW杯決勝トーナメントに進出し、日本列島が熱気を帯びている今日この頃、この熱気で随分水温も上昇してきました。新潟も梅雨入りしたと言う話ですが、先週末にまとまって降った以外は、晴天が続いています。梅雨入りしていないような天候がしばらく続いています。

さて、海の様子はというと抱卵や産卵期などの魚が多くなってきました。スズメダイは卵を守っていますし、コブダイのメスのお腹ははちきれんばかりに張っております。まだコブダイの産卵シーン可能性ありです。
水温の上昇と共に増える生物があれば、見られなくなる生物もあります。先週まで見られていた『赤岩』のミズダコがいなくなっていました。今冬までお別れです。ウミウシ類もミノウミウシ系は随分数が減ってきました。シロやアオなどは増えてきていますが・・・。

では、細かいポイントのデータです。
潜水日   6月16日 2002年
潜水地   北小浦 赤岩・長手
天候    快晴
風     西〜南西 弱く
波     0.5M
潮流    なし
水温    水面19〜20℃ 水中14〜18℃
透明度   ↓15M →15M

見られた主な生物
・コブダイ(♂、♀、幼魚) ・タツノオトシゴ(茶色) ・カレイ ・ヒラメ
・ニシキハゼ群れ(yg) ・エダウミウシ(特大) ・サクラミノウミウシ ・キ
イロウミコチョウ
・ヤリイカ卵 ・コケギンポ ・ホシノハゼ ・マダイ(yg)



こんにちは、6月10日付の佐渡情報です。

W杯盛り上がってきましたね。昨晩は、日本中熱気でムンムンしていたのではないでしょうか?

最近は、日中まるで夏を思わせる日差しで暑くなってきました。水温もいい感じで上がってきています。今年の夏は、冷夏になるなんて話も聞きましたが、本当かな??!!と疑わずには、いられません。

海の様子ですが、最近非常に海が穏やかで安定しています。特に内海府方面(北小浦の方)は海が落ち着いています。そのせいか透明度のいい日が多くなってきました。6月8日には今季最高と思われる透明度で25Mほどあったのではないでしょうか?ゲストともども嬉しかったです。8月ならまだしも6月でこんなに良い状態は滅多に無いのでは??

コブダイは、今日現在まだ、ケンカ、産卵行動共に確認が取れていません。メスのお腹は大きくなってきているので今後に期待です。赤岩では、いまだにミズダコが見られています。6月で見られるのは珍しいのではな
いでしょうか?比較的大きな個体です。長手では、今年もタツノオトシゴが見られています。現在、白斑と茶色の2個体が確認されています。2匹ともお腹が大きく、育児襄内に赤ちゃんがいるのではないで
しょうか??

見られた主な生物
・コブダイ(♂、♀、幼魚) ・ミズダコ ・タツノオトシゴ ・カレイ ・ヒラメ
・ニシキハゼ群れ(yg) ・アカボシウミウシ ・サクラミノウミウシ ・キイロ
ウミコチョウ
・ヤリイカ卵 

では細かいポイントのデータです。
潜水日   6月7日 2002年
潜水地   北小浦 赤岩・長手
天候    快晴
風     西〜南西 強く
波     0.5M
潮流    赤岩  やや強くあり、長手  弱くあり
水温    水面  18〜20℃    水中  14〜17℃
透明度   ↓  20M   →  15M



こんばんは、6月2日付の佐渡情報です。

最近は天気が良くてとても気持ちいいですね。
梅雨入り前のこの時期は、海の状態も安定し潜りやすい時期です。このところ海の中が一気に活発になりました。ついこの間まで、水温が低くやる気の無かった魚達が動き出してきました。そして、佐渡の海にも恋の季節がやってきました。

最近目にするのは、スズメダイの産卵床作りです。沈船の船体などをキレイにして、産卵準備OKです。

水温の上昇と共にあれだけ居たウミウシがかなり減ってきました。ミノ類が少なくなってきています。

幼魚も数、種類共に増えてきました。今回特に目立ったのは、ウスメバルの幼魚です。沈船の船体にかぶさるように群れています。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日   6月2日 2002年
潜水地   見立・沈船  北小浦・赤岩
天候    快晴
風     南西 やや強く
波     0,5〜1,0M
潮流    弱くあり
水温    水面17℃ 水中15℃
透明度   ↓15M  →15M

海の様子
空が青かったせいか海も非常に蒼く感じられました。前日若干雨が降ったせいかやや濁った感じはありましたが、透明度はまぁまぁでした。
いまだに沈船では、マダイが見られています。しばらく居座って欲しいです。イソギンポやコケギンポなどもキュートな顔を見せてくれています。今回のメインであったコブダイの喧嘩は残念ながら見ることはできませんでしたが、時期的には今がチャンスなので次回に期待です。
幼魚なども増えてきており、非常に海が活発になりました。



こんにちは、5月19日付の佐渡情報です。

最近すっきりしない天気はが続いていましたが、今日は快晴、凪もよし。いつもこんなだと良いんですけどね。

さて、早くも沖縄・奄美地方では梅雨入りということですが、佐渡はまだまだ梅雨入りは遠そうです。

最近は、若干透明度も回復の兆しを見せております。春濁りもそろそろ終わりに近づいて来ているようです。嬉しい限りです。水温もすこ〜〜しづつですが上がってきて、生物もそれに伴い増えてきています。メバルの幼魚などが多く見られてベビーラッシュに突入の予感です。ウミウシはまだまだ多く見つかっています。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日:2002年5月17日
潜水地:姫津  アーチ
天候 :雨 時々くもり
風  :南東 弱く
潮流 :なし
波  :0.5m ベタ凪!!
水温 :水面  14℃   水中  13℃   
気温 :16℃
透明度:→13M(水底付近は20M)↓15M

海の様子
朝からあいにくの天候でしたが、凪も良くしかも海は貸切だったので堪能させていただきました。
透明度も回復し始め、水温も上昇してきており、これで晴れていれば文句なしだったのですが、そう贅沢ばかり言えません。

エントリーしてみると予想以上に海の状態がよく驚きました。まず目に入ったのは、スズメダイの群れ。非常にキレイにかたまっていました。もう岩陰でこそこそしているのは止めたようです。
その群れは突然乱れ、ヘンな動きをしています。こういうときは決まって大型回遊魚が来ています。
あったり〜〜。ブリ発見。大きさは70cmくらいでしょうか?りっぱなブリでした。

後から漁師さんに聞いたら今はけっこう定置網にも入っているとの事。もっと早く教えてよ。

ブリを見てから今日は大胆に、アーチの最深部まで探索に・・・。ピグミーシーホースいないかな〜〜なんて甘いことを考えながら最深部−42Mまで行ってきました。水底付近は濁りも無く透明度抜群でした。これで陽の光が入ればもっときれいだろうに・・・。途中ウミウシを見ながらアーチをくぐりました。
最後に浅場で安全停止がてらウミウシ探しです。今回見つかったのは以下の通りです。けっこう見つかった方だと思います。
・トウヨウモウミウシ ・テントウウミウシ ・クロモウミウシ ・オトメウミウシ
・エダウミウシ ・エムラミノウミウシ ・ヒブサミノウミウシ 
・ガーベラミノウミウシ ・アカエラミノウミウシ ・キイロイボウミウシ 以上



こんにちは、4月22日付の佐渡情報です。

ここ2〜3日は暖かい(暑い!!??)日が続いていますが、急激な気温の変化などで体調などを崩してしまわないよう気をつけましょう。

佐渡の海はというと、もうしばらく春濁りが続きそうです。透明度は今一つで10M前後となっております。今が一年で1番悪いときなのでしょうがないです。ですが、気温の上昇とともに少しづつ海にも活気が戻ってきました。ベラ類も冬眠から目覚め、元気に動き回っています。

ウミウシ類はまだまだ絶好調です。あと一月くらいはこのままなのではないでしょうか?

では、細かいポイントのデータです。

潜水日  4月20日 (日)
潜水地  北小浦  赤岩・漁礁
天候   快晴
風    南西 弱く
潮流   なし
波    0.5M
水温   水面  12℃  水中  10℃
気温   21℃
透明度  ↓ → 共に 10M

海の様子

今回は、水中清掃と潜行ロープの補修・点検に行きました。赤岩のロープ1本なくなってました。ビックリです。でも後2本あるので問題ありません。透明度は、先週末に降った大雨の影響もあり、今一つでした。少し暗い感じもします。生物は少しづつ増えてきました。キュウセンなどのベラ理も冬眠から目覚め、数も多くなってきています。コブダイはかなり寄ってきます。あまりダイバーが入らない時期なので独り占めできます。

ウミウシは、ゴマフビロウドウミウシとユビワミノウミウシが珍しいところでした。


 

こんにちは、4月1日付の佐渡情報です。

 今週は、お客様キャンセルのため、スタッフだけで潜ってきました。潜水地は、スタッフだけだったので、近場の姫津ビーチでした。各々カメラを手に潜っていきます。

 さて、海の中はというと天気が良いという事もありインサイドは透明度がけっこう良いです。沖の方は、やはり春濁りで今一つでした。

 生物はというと魚類は、スズメダイ、メジナ、メバル等が比較的元気に泳いでいます。岩の下を丹念に探すとウバウオ何かも見つかります。エビ・カニも岩の下にたくさんいます。今回見つかったのは、『ケブカカニダマシ』、『エダツノガニ』、『アシナガモエビモドキ』などです。

ウミウシは、カノコキセワタガイ、オトメミドリガイ、コノハミドリガイ、ホウズキフシエラガイ、一年ぶりのご対面のシロサメハダウミウシ等が見られました。添付の写真は、カノコキセワタガイです。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日:3月31日2002年
潜水地:姫津  姫津ビーチ
天候 :晴れ
風  :南 ほぼ無風
潮流 :なし
うねり:なし
水温 :水面10℃,水底9℃
気温 :15℃
透明度:→浅場15M,深場10M
    ↓測定不能、おそらく15Mくらい

海の様子
・今回は水深が非常に浅いこともあって水中が随分明るく感じられました。
・まだ、水温は低く魚影は薄いです。その分、他の生物たちが多いのでそれはそれで楽しいです。
・海藻(ながもやツルモ)がかなり長くなってきました。絡まらない様に注意です。
・エビ・カニ・ウミウシまだまだ多いです。季節的に今が旬ですのでお見逃し無く。


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こんにちは、佐渡情報です。3月24日
またもや随分と間が空いてしまいました。申し訳ありません。

さて、天気のいい日はもう春真っ盛りといえる最近ですが、ダイビングをした3月24日は雪の降るコンディションでした。降るといっても時おりぱらつく程度でしたが、驚きでした。

海の中にも春が訪れています。といってもあまりうれしくない春の訪れです。ついに春濁りが始まってきました。雪解け水&植物性プランクトンの発生による毎年恒例のこの自然現象だけはどうすることもできません。

水上から見るとかなり良さそうに見える透明度も水中に入ってしまうと残念首を傾げたくなるような透明度です。これからは10M前後が多くなると思います。春濁りがなくなると水温も随分上がり、潜りやすくなる季節です。大体5月一杯くらいは続くと思われます。

生物は、まだあまり活性が高くありませんが、徐々にやる気が見られています。今多く見られるのは、ウミウシ類、腔腸動物類です。

また、今回潜った虫崎・兵庫崎では、大型のミズダコが見られています。足を広げると2M以上はあったと思います。今が見頃です。

では、細かいポイントのデータです。

潜水日:3月24日2002年
潜水地:虫崎  兵庫崎、ヘビ岩
天候 :晴れ時々雪
風  :北西 弱く
潮流 :弱くあり
うねり:なし
水温 :水面9℃
    水中9℃
気温 :11℃
透明度:↓10〜15M→10〜13M今一つ。


大型のミズダコ

海の様子
・時おり雪がぱらつくコンディションの中久しぶりに虫崎に潜ってきました。丁度昨年も今ごろ虫崎に潜り、マツカサウオを見つけたのを思い出しながらエントリーしました。

・ついに春濁りが始まり、透明度が今一つです。こればっかりはどうしようもないのでしばらくの辛抱です。

・今回目に付いたのは、やたら活動的な大型のミズダコでした。通常あまり動かずにしていますが、今回の個体は、かなりサービス精神旺盛で助かりました。自分もゲストもしばらく見入っていました。

・ウミウシが絶好調になってきました。数、種類共に多くなってきています。海藻にはたくさんついています。
コネコウミウシ、サクラミノウミウシ、フジエラミノウミウシ、エムラミノウミウシなどが見られております。

・リュウグウハゼは水深24M付近で見られました。



永らくご無沙汰しておりました。佐渡情報です。2月24日 2002年

まずは、約半月も間が空いてしまった事をお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

節分もとうに過ぎ春が徐々にではありますが近づいている雰囲気をかもし出す時期になりました。今年は雪も少なく、もうそろそろ佐渡のスキー場は終わりかな??といった感じで若干の寂しさを感じながら早く暖かくならないかな〜〜?なんて思っています。

佐渡の水温が後2〜3℃高ければ随分潜りやすくもなるし、生物層も相当変わるんだけど・・・。とか考えながら昨日は潜っていました。やはり、水温が一桁になると魚もやる気が無くなる様であまり動きません。

普通に動いてるのはコブダイだけです。年中やつらは春のようです。まぁ寒いときは寒いときなりに楽しいこともあるのでそれはそれでいいとしましょう。

昨日は天候もよく、まさにダイビング日和でした。今回は、ゲストのリクエストもあり、久々に沈潜に行きました。

まず、ポイントに着いてみて驚いたのは、透明度が非常に良い事。この時期の佐渡は、透明度は期待できない日がほとんどでもちろん昨日も期待していませんでした。陸上から見てよさそうだけど、水中に入ったらだめだったというのは多いのですが、昨日はいい意味で予想を裏切ってくれました。縦横共に20Mは抜けていました。

海の中はというと前にも触れましたが、魚からやる気が感じられません。みんな岩陰でひっそり隠れています。魚はあまりいませんが、魚以外の生物は比較的元気です。ウミエラ・ウミサボテンといった腔腸動物やクラゲの仲間が良く見られています。もちろん私の大好きなウミウシも多くなってきています。

では、ポイントも情報です。

潜水日:2月24日 2002年
潜水地:見立,沈潜,中瀬
天候 :快晴
風  :北西ちょっとあり
潮流 :無し
うねり:軽くあり
水温 :水面9℃
    水中8℃
気温 :7℃
透明度:↓20M→20

北小浦漁港内にてホテイウオ(抱卵中)

BIGニュースをもう一つ。
北小浦漁港内にてホテイウオ(抱卵中)を発見しました。見られる期間も短く(おそらくあと2週間見られれば良い方)、頻繁に見つかるものではありませんので是非見ておきましょう。見られない方のために添付ファイルに画像を添付いたしました。重いとは思います。すみません。(かるくしました.ddsふくしま)

胸鰭の傷つき具合から抱卵に入り10日前後は経過していると思われます。水深も浅く(1.5〜2Mくらい)、ボートダイブの残タンクで行けると思います。見に行きましょう。春にはこの子の稚魚が見られるはずです。それも非常に楽しみです。


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海の様子

・天候も透明度も抜群の一日でした。

・ただ残念ながら、ミズダコやマトウダイは居りませんでした。その代わりといっては何ですが、ウミウシ、エビ類を多く見られました。

・初めてお目にかかるウミウシや低水温時限定種も姿を見せています。中でも『ミツイラメリウミウシ』はお気に入りです。

・潜行ロープにも色々な生物がついており浮上時にゆっくりと探すと楽しいです。ウミウシが産卵までしており驚きました。

・このウミウシは全く何者か分からなかったのでかってに命名させていただきました。その名も『潜行ロープウミウシ』です。

・他には、ヒメイカ、トゲエビジャコ、コシマガリモエビなどが見られました。



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2002年1月13日

皆様、とうに明けておりますが、佐渡情報としては、新年第一号なので言わせて?(書かせて?)頂きます。

明けましておめでとうございます。本年も昨年と変わらぬご指導ご鞭撻、ご愛顧を宜しくお願い致します。

 さて、昨年の暮れに潜ってから随分と間が空いてしまい誠に申し訳ありませんでした。年明けそうそうご存知の方も多いとは思いますが、超冬型の天候に苦労した方も多いと思います。

 もちろん佐渡も影響を随分受けました。船は、Uターンラッシュで混んでいるし、おまけに止まるし、色々と苦労した方も多いと思います。

そんな中、随分天候も落ち着いた1月13日初潜り行って参りました。この日は、やや前日のうねりが残っていましたが、さほど気になるほどでもありませんでした。しかし、何よりも1番驚いたのは、透明度の良い事!!例年この時期は、15Mあればいいかな?ぐらいなのですが、なんとこの日は20Mを超えていました。お客様同様私もかなりビックリでした。

生物の様子ですが、かなり冬型になってきました。ベラ類(コブダイは除く)は殆ど見られなくなりました。冬眠に入ったようです。来春までお別れです。タツノオトシゴはまだいました。越冬できるのかもしれません。

ミズダコは、比較的多くのポイントで見られているようです。大型のものは漁礁にいました。マトウダイは、残念ながら今回はお預けでした。マトウダイ似のカワハギならいました。ヤリイカの卵も見られました。岩の裏にこっそり着いていました。次にウミウシですが、ついに季節到来!!といった感じです。冬場に多いミノウミウシ類が多くなってきました。

今回見られたのは、セスジミノ(佐渡ではかなりレア!!)、フタスジミノ、フジエラミノあとは、少し自信が無いのですが、ムカデミノの幼体(?)といった所が見られています。もう少しすると、エムラミノ、アカエラミノ、サクラミノという辺りが出てくると思われます。楽しみです。

では、細かいポイントの情報です。

潜水日  2002年1月13日
潜水地  北小浦  長手・漁礁
天候   曇り時々晴れ
風    西から北西  弱く
潮流   なし   
うねり  浅い所であり
水温   水面   11℃   水底   11℃
気温   8℃
透明度  ↓ 20M〜   →  20Mほど
見られた生物
・コブダイ稚魚
・ミズダコ  3固体
・タツノオトシゴ(白に茶の斑)
・アイナメ&卵
・ヤリイカ卵
・ミノウミウシ類(セスジミノ、フタスジミノ、フジエラミノ、ムカデミノ(?))
・ウミウシ類(シロ、アオ、オトメ)


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